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テンプレート:漫画ジョジョの奇妙な冒険』(ジョジョのきみょうなぼうけん、Part1 - 4, 6 - 8: JOJO'S BIZARRE ADVENTURE, Parte5: LE BIZZARRE AVVENTURE DI GIOGIO)は、荒木飛呂彦による日本漫画作品。略称は「ジョジョ」。

テンプレート:ネタバレ

作品解説 編集

集英社少年向け漫画雑誌週刊少年ジャンプ』に1987年から2004年まで、集英社の青年向け漫画雑誌『ウルトラジャンプ』に2005年からと長期にわたって連載されている。シリーズの単行本は100巻を越え、累計販売部数は7000万部以上[1]2006年文化庁による文化庁メディア芸術祭10周年記念アンケート企画、「日本のメディア芸術100選」にてマンガ部門で2位に選ばれた[2]

作品全体のテーマは「人間讃歌」。仲間たちとの絆・強敵との死闘など少年漫画の基本を押さえながらも、個性的な表現方法・独特の不気味さなどで唯一無二の世界観を築き上げており、その作風は「王道を行きながら実験的」と評されている[3][4]

Part3はオリジナルビデオアニメーション化、Part1とPart3、Parte5はコンピュータゲーム化、外伝としてオリジナルストーリーの小説化もされた。その後も2007年2月17日公開でPart1のアニメーション映画化された。詳細はメディアミックス作品を参照。

外伝作品も複数発表されており、Part4のサブキャラクターを主人公に据えた『デッドマンズQ』『岸辺露伴は動かない』の2本は短編集『死刑執行中脱獄進行中』に収録されている。『岸辺露伴は動かない』はその後『ジャンプスクエア』に別作(2作目)が掲載された(『岸辺露伴は動かない -六壁坂-』)。2010年には『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』(全123ページ)がウルトラジャンプに連載され(2010年4月号 - 6月号)、2011年5月に単行本として発売された。その他に、Part3に登場したオインゴとボインゴ兄弟の番外編『オインゴとボインゴ兄弟 大冒険』(文庫本・全1巻)もあるが、現在は絶版になっている。

ストーリー 編集

ジョースター一族と邪悪な吸血鬼と化したディオやその後継者たちが2世紀以上に渡り繰り広げる戦いを描く。

現在までにPart1からPart8までの8部(Part8は連載中)が発表されている。各部にはPart6(第6部)執筆時以降に副題が与えられており、以下のとおりに構成されている。

Part
(Parte)
副題(日本語) 副題(英語)
(Parte5のみ伊語)
連載時のサブタイトル 作品ごとのテーマ 収録巻
Part1 ファントムブラッド Phantom Blood 第一部 ジョナサン・ジョースター ―その青春― ホラー・アドベンチャー  単行本1巻 - 5巻
Part2 戦闘潮流 Battle Tendency 第二部 ジョセフ・ジョースター ―その誇り高き血統―  バトル・アドベンチャー  単行本5巻 - 12巻
Part3 スターダストクルセイダース Stardust Crusaders 第三部 空条承太郎 ―未来への遺産― アクション・アドベンチャー  単行本12巻 - 28巻
Part4 ダイヤモンドは砕けない Diamond is not Crash
(英語圏・Diamond is unbreakable)
第四部 東方仗助 ―(なし)― サスペンス・ホラー  単行本29巻 - 47巻
Part5 黄金の風 VENTO AUREO
(英語圏・Golden wind)
第五部 ジョルノ・ジョバァーナ ―黄金なる遺産― バトル・アドベンチャー  単行本47巻 - 63巻
Part6 ストーンオーシャン Stone Ocean 第六部 空条徐倫 ―『石作りの海』(ストーンオーシャン) アクション・アドベンチャー  Stone Ocean 単行本1巻 - 17巻
Part7 スティール・ボール・ラン STEEL BALL RUN なし ホラー・アドベンチャー  STEEL BALL RUN 単行本1巻 - 24巻
Part8 ジョジョリオン JoJolion なし  (連載中)
Part1 ファントムブラッド
19世紀末のイギリス…英国貴族の青年の主人公ジョナサン・ジョースターと、下層階級出身だが類稀なカリスマ性と野望の持ち主ディオ・ブランドーとの抗争劇。「石仮面」や「波紋」を背景に、2人の成長や対立が描かれている。
Part2 戦闘潮流
1938年のアメリカ…再び世界大戦の足音が聞こえ始めた中でジョナサンの孫、ジョセフ・ジョースターも祖父と同じく「波紋」を身に付けていた。そんな中、人類を遥かに凌駕する知的生物、通称「柱の男」たちが発掘される。人間の脅威となりうる「柱の男」を倒すため、ジョセフたちは各地を奔走し、数々の闘いを通してジョセフの精神的な成長が描かれている。
Part3 スターダストクルセイダース
1989年の日本…100年の時を経てDIO(ディオ)が復活した。ジョセフの孫・空条承太郎はジョナサンの肉体を持つ復活したDIOの肉体と共鳴し幽波紋(スタンド)という能力が発現する。DIOの影響によって危篤に陥った母を救うため、承太郎はジョセフらと共にDIOの潜むエジプトを目指す。
Part4 ダイヤモンドは砕けない
1999年の日本…ジョセフの隠し子・東方仗助の住む杜王町ではスタンド使いが増え続けていた。その原因を調べるため、仗助と仲間たちは、杜王町を守るため町に潜むスタンド使いと闘いを繰り広げていく。
Parte5 黄金の風
2001年のイタリア…DIOの息子ジョルノ・ジョバァーナ(汐華 初流乃)は、街を救うギャング・スターになるため、「パッショーネ」という組織の抗争に身を投じていく。
Part6 ストーンオーシャン
2011年のアメリカ…空条承太郎の娘・空条徐倫は、罠にはめられて刑務所に収監されてしまう。そこで徐倫は、この一連の悪夢の真意を知り、戦いに身を投じていく。
Part7 スティール・ボール・ラン[5]
1890年のアメリカ・サンディエゴビーチ…世紀の大レースが開催された。謎の鉄球を操る男ジャイロ・ツェペリと、下半身不随の元騎手ジョニィ・ジョースターも、このレースを制するため、ゴールのニューヨークを目指す。
Part8 ジョジョリオン
日本・S市杜王町。大震災を機に隆起して出来上がった断層「壁の目」で、広瀬康穂は謎の男を発見する。
  • 副題について
    • 現在使用されている副題は先述のとおりPart6の執筆時に後から付けられたものであり、それまでは日本語で第何部と表記し、主人公名と副題が付けられていた。作者はPart3の執筆時から副題をつけるつもりであったが、既存のジャンプコミックスとの整合性が取れなくなるという理由で編集部から却下された[6]
    • これと同様に、単行本収録の際の各話の副題でも、Part1・2は雑誌掲載時のものがそのまま使われたが、Part3以降は副題を付け直し、『○○ その (1) 』のように1つの副題を何話かに分ける方式をとった。後にこの方式は、Part3以降との整合性からPart1・2の文庫版収録時にも採用され、各話の副題が付け直された。
    • 英語表記 JOJO'S BIZARRE ADVENTURE も連載開始時から用意されておりたびたび使用されているが、Parte5(第5部)でのみイタリア語表記 LE BIZZARRE AVVENTURE DI GIOGIO が代わりに使用されている。ジョジョの綴りが「JOJO」から「GIOGIO」に変更されている[7]

世界観 編集

主人公はいずれも「ジョジョ」 (JoJo, GioGio) という愛称を持つ。ただし劇中でジョジョの愛称がよく用いられていたのはPart3初期までである。

Part1およびPart2は、波紋(はもん)と呼ばれる特殊能力を身につけた人間たちが吸血鬼や「柱の男」という人間よりもはるかに長命で強力な生物に立ち向かうという作品で、「ロマンホラー!-深紅の秘伝説-」というキャッチコピーが付けられていた。

Part3以降は、スタンド(幽波紋)と呼ばれる精神エネルギーを具現化した能力を使う人間同士の戦いとなり、様々な能力があるスタンドの攻防が作品の骨子となる。最後の敵は時間に関する能力を持つ傾向があり、作者は「時間を支配できる奴がいたら無敵だろうな、どうやって主人公は勝つだろう、と思う」と答えている[8]

荒木作品の特徴としてよく「擬音」と「ポーズ」が挙げられる。擬音はヘヴィメタルホラー映画等から思いつき[9][10]、擬音によって「引き込まれる感じが違う」と答えている[11]。コミックスの表紙などで見られる「ジョジョ立ち」と呼ばれるポーズに関しては、20代の頃に初めて行ったイタリア旅行においてミケランジェロの作品に強い衝撃を受けたことをきっかけに、彫刻のように肉体を捻る等のポーズを自分なりに漫画の中に取り入れたかったと語っている[11]。ただし、これらは『ジョジョ』だけの特徴ではなく、前作の『魔少年ビーティー』や『ゴージャス☆アイリン』などからも見られる。

ジョースター家・家系図 編集

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  • ジョースター家の血統者に共通する特徴として「星形のアザ」があり、痣の位置はおおよそ「首の後ろ、左肩の辺り」にある。
  • ジョースター家の男性は殆どが高身長・頑健な肩幅など恵まれた体格を持つ。英国貴族のジョージⅠ世やニューヨークで不動産王になったジョセフなど、社会的に誰からも信頼され、トップ水準の地位を得る(承太郎も豪邸に住み、召使いがいるほどの裕福な家庭)が、家族関係は薄幸。性格は好奇心旺盛で旅行好きである。また、ジョースター家の男子には「生涯一人の女性しか愛さない」「代々短命である」というジンクスがあるが、ジョセフのみは唯一両方のジンクスを破っている。
  • 東方仗助ジョセフの隠し子であるため、承太郎から見た仗助は「年下の叔父」(その反対は「年上の甥」)となり、年齢は一回り離れている。しかし作中では、年齢による常識的な関係が描かれている(仗助は承太郎に対して敬語で話す)。
  • Part7にはジョースターの姓を持つジョニィや「ディオ」の愛称を持つ者などが登場するが、関連性はない様子。

本作品に関わるエピソード 編集

  • 登場人物及びスタンドの名前の多くは洋楽のグループ名から引用したものである。例えば各部の主人公達の通称である「ジョジョ」の由来は、ビートルズの楽曲『ゲット・バック』の歌詞に登場する人名「ジョジョ」から引用されている[12]。荒木はこれについて「ロック大好き。ロック少年だったから。で、バンドから名前を借りたんだけど、ルールがある。バンド名とキャラ(名前や設定、能力など)がマッチしていないとダメなんだ。だから、敵だったり味方だったりというのは、そこに理由がある。」[13]と説明しており、Part3Part4のようにコラムで公表されたり、先述のジョジョや吉良吉影岸辺露伴のように、対談の中で荒木が回答している例もある(詳細は各項目を参照)。
    • 作中のファッションも海外のバンドなどを参考にしている。
  • 『ジャンプ』掲載時の掲載順は、看板作品のように常に前の方ではなく、良くても中間、時には最後尾になる時もあった。巻頭カラーになることが少なかったが、単行本の売り上げは順調であったため打ち切りにならなかった。
  • 敵キャラクターや悪役について、作者は「弱い人間がその弱さを攻撃に向けたときが一番怖い」と述べている[14]
  • Part3(28巻)までは椛島良介(現新書編集長)編集者が担当し、28巻の巻末で荒木にコメントを寄せている。編集部からは『ジョジョ』以外の作品を描くことを薦められているが、作者は「何を描いても『ジョジョ』になってしまう」と発言している[15]。また、雑誌のインタビューで、2004年の時点でPart9(第9部)までの構想があるとも語っている[16]
  • 『ジョジョ』という作品は、初代編集者の意見と影響があまりにも大きく、違う編集者に会っていれば、『ジョジョ』は違う作品になっていたであろうとまで単行本79巻で語っている。
  • 本シリーズにはOVAやアニメ映画化された作品 (Part1、Part3) があるが、テレビアニメ化には荒木は対談の中で「たぶん、子供に見せるマンガじゃあないんで、(それは)ないと思いますけど」と答えている[9]
  • 作中で度々大きな矛盾が生まれたり、設定がいつの間にかなくなっていたりする。特にシーザー・アントニオ・ツェペリの存在自体に関わる重大なミスに対しては、単行本4巻でそのミスを修正するとともにあとがきにて「おとなはウソつきではないのです。まちがいをするだけなのです…」と謝罪している (Part1 - Part2) 。

書誌情報 編集

すべて集英社刊。

雑誌連載 編集

Part6までの通算:『週刊少年ジャンプ』1987年1・2号 - 2003年19号(Part1 - 5:全63巻、Part6:全17巻)

  • Part1 ファントムブラッド
    • 『週刊少年ジャンプ』 1987年1・2号 - 46号(44話:1 - 5巻)
  • Part2 戦闘潮流
    • 『週刊少年ジャンプ』 1987年47号 - 1989年15号(69話:5 - 12巻)
  • Part3 スターダストクルセイダース
    • 『週刊少年ジャンプ』 1989年16号 - 1992年19号(152話:12 - 28巻)
  • Part4 ダイヤモンドは砕けない
    • 『週刊少年ジャンプ』 1992年20号 - 1995年51号(174話:29 - 47巻)
  • Parte5 黄金の風
    • 『週刊少年ジャンプ』 1995年52号 - 1999年17号(154話:47 - 63巻)
  • Part6 ストーンオーシャン
    • 『週刊少年ジャンプ』 2000年1号 - 2003年19号(158話:64 - 80巻)
  • Part7 スティール・ボール・ラン
    • 『週刊少年ジャンプ』 2004年8号 - 2004年17号(11話:1 - 2巻)
    • 『週刊少年ジャンプ増刊 青マルジャンプ』(1話:2巻)
    • 『週刊少年ジャンプ』 2004年29号 - 2004年39号(10話:3 - 4巻)
    • 『週刊少年ジャンプ』 2004年46号 - 2004年47号(2話:4巻)
    • 『ウルトラジャンプ』 2005年4月号 - 2011年5月号 (5巻 - )
  • Part8 ジョジョリオン
    • 『ウルトラジャンプ』 2011年6月号 -

単行本 編集

  • 新書版〈ジャンプ・コミックス
    • 『ジョジョの奇妙な冒険』 全63巻(1 - 63巻)
    • 『ジョジョの奇妙な冒険 Part6 ストーンオーシャン』 全17巻(64 - 80巻)
    • 『スティール・ボール・ラン』全24巻 (81 - 104巻)
  • 文庫版 〈集英社文庫コミック版〉 既刊50巻+番外編1巻
    • 『ジョジョの奇妙な冒険 Part1 ファントムブラッド』 全3巻(1 - 3巻)
    • 『ジョジョの奇妙な冒険 Part2 戦闘潮流』 全4巻(4 - 7巻)
    • 『ジョジョの奇妙な冒険 Part3 スターダストクルセイダース』 全10巻(8 - 17巻)
    • 『ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない』 全12巻(18 - 29巻)
    • 『ジョジョの奇妙な冒険 Parte5 黄金の風』 全10巻(30 - 39巻)
    • 『ジョジョの奇妙な冒険 Part6 ストーンオーシャン』全11巻(40 - 50巻)
    • 番外編『オインゴとボインゴ兄弟 大冒険』 全1巻
  • 廉価版〈集英社ジャンプリミックス〉B6判
    • 『ジョジョの奇妙な冒険 PartIII スターダストクルセイダース』 全11巻(1 - 11巻)※一部抜粋収録
    • 『ジョジョの奇妙な冒険 PartIV ダイヤモンドは砕けない』 全17巻(12 - 28巻)※一部抜粋収録
    • 『ジョジョの奇妙な冒険 PartI ファントムブラッド』 全2巻(29 - 30巻)※全話収録
  • 廉価版〈集英社ジャンプリミックス〉ワイド版 B6判
    • 『ジョジョの奇妙な冒険 PartII 戦闘潮流』 全3巻(31 - 33巻)※全話収録
    • 『ジョジョの奇妙な冒険 PartIII スターダストクルセイダース』 全10巻(34 - 43巻)※全話収録
    • 『ジョジョの奇妙な冒険 PartIV ダイヤモンドは砕けない』 全10巻(44 - 53巻)※全話収録
    • 『ジョジョの奇妙な冒険 PartV 黄金の風』 全10巻(54 - 63巻)※全話収録
  • 雑誌版〈『ウルトラジャンプ』2007年3月増刊〉B5判
    • 『ジョジョの奇妙な冒険 PartI ファントムブラッド 究極総集編 OVER DRIVE(オーバードライブ)』全1巻 ※全話収録 雑誌連載時カラー・2色カラー完全再現
  • 廉価版〈集英社ジャンプリミックス〉新ワイド版 B6判
    • 『ジョジョの奇妙な冒険 PartI ファントムブラッド』 全1巻(64巻)※全話収録
  • 廉価版〈集英社ジャンプリミックス〉B6判
    • 『ジョジョの奇妙な冒険 PartVI ストーンオーシャン』(1 - 10巻)※全話収録

画集 編集

  • 『JoJo6251[荒木飛呂彦の世界]』
    • Part4連載中に発売された画集で、幾人かの人名やスタンド名はここで設定されている。また、Part3の舞台設定が1989年から1987年に変更されているが、Part6連載時には1989年に戻されている。
  • 『JOJO A-GO!GO!』
    • Part6連載前に発売された画集で、幾人かの人名やスタンド名はここで設定されている。また、新しいサブタイトルの仮名称も発表されている

メディアミックス作品 編集

アニメ 編集

OVA 編集

原作の途中のエピソードから映像化する形が取られている。ストーリーは一部が改変され、原作の過激表現もある程度さらに強くなっている。ギャグ要素は薄くなっている。

  • 『ジョジョの奇妙な冒険』 (1993年 - 1994年)
    • Part3の後半部のアニメ化作品。エジプトでの戦いを描く。
  • 『ジョジョの奇妙な冒険 ADVENTURE』 (2000年 - 2002年)
    • Part3の前半部のアニメ化作品。後半部OVAとほぼ同じスタッフにより製作されている。
  • 『ジョジョの奇妙な冒険 第3部 スターダストクルセイダース DVD-BOX』 (2007年5月25日)
    • 上記のアニメ作品を全て収録したDVD-BOX。
    • 荒木飛呂彦のイラストから完全再現したタロットカード31枚セット、サウンドトラックCD、ブックレット付き。
  • キャスト

劇場アニメ 編集

  • 『ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド』 (2007年2月17日全国公開)
    • Part1のアニメ化作品で、OVAとほぼ同じスタッフにより製作されている。ストーリーがかなり簡略化されており、スピードワゴンを始めとする多くの主要キャラも尺の都合でカットされた。詳細はファントムブラッドの項を参照。
  • キャスト

小説 編集

  • 『ジョジョの奇妙な冒険』 (1993年、ジャンプ ジェイ ブックス
    • 『砂漠発地獄行』(著:関島眞頼。書き下ろし)
    • 『熱き砂の墓標』(著:山口宏。1993年『ジャンプノベル』掲載分を収録)
      • Part3を題材にした小説作品。アフリカ上陸後を中心に、オリジナルのスタンド使いが登場。
  • 『ジョジョの奇妙な冒険 II ゴールデンハート/ゴールデンリング』(著:宮昌太朗大塚ギチ。2001年、ジャンプ ジェイ ブックス)
    • Parte5を題材にした小説作品。オリジナルのスタンド使いやフーゴのその後が描かれている。
  • “The Book”jojo's bizarre adventure 4th another day』(著:乙一。2007年。ジャンプ j-BOOKS)
    • Part4を題材にした小説作品(当初は2002年『読むジャンプ』掲載の『ジョジョの奇妙な冒険 テュルプ博士の解剖学講義』を大幅加筆した話になる予定だった)。

CDカセットブック 編集

Part3を題材にしたCDドラマ作品。1992年から1993年にかけて発売された。

  • 『ジョジョの奇妙な冒険第1巻 空条承太郎見参の巻』
    • 第1章 静かなる暗殺者。花京院典明〜ハイエロファント・グリーン!
    • 第2章 幻惑の旋律〜ストレンジ・リレイション!
      • 第2章はオリジナルストーリー。DIOとは無関係の「スタンド使いの老人」が登場する。
  • 『ジョジョの奇妙な冒険第2巻 アヴドゥル死すの巻』
    • 第1章 戦慄の吊られた男(ハングドマン)〜J・ガイル
    • 第2章 皇帝(エンペラー)の凶弾〜ホル・ホース
      • 第2章には承太郎とホルホースが戦うオリジナルシーンが追加されている。
  • 『ジョジョの奇妙な冒険第3巻 DIOの世界の巻』
    • 第1章 DIOの世界・前編
    • 第2章 DIOの世界・後編 遥かなる旅路・さらば友よ
  • キャスト

コンピュータゲーム 編集

ファミコンジャンプ 英雄列伝
ファミリーコンピュータ。1989年、バンダイ
16人のヒーローの一人としてPart2時代のジョセフ・ジョースター、敵キャラクターとして「柱の男」のサンタナとエシディシが登場する。原作での「柱の男は太陽の光に弱い」という設定がゲーム中でも反映されており、孫悟空の太陽拳でエシディシの弱点を突くことができる。
ファミコンジャンプII 最強の7人
ファミリーコンピュータ。1991年、バンダイ
7人の主人公の内の一人として空条承太郎が登場。Part3が舞台となっており、承太郎の他にジョセフ、アヴドゥル、ポルナレフ、花京院が登場する。本作のオリジナルキャラクターとして、対象を石化させる能力を持つスタンド使いが敵として立ちはだかる。
ジョジョの奇妙な冒険
スーパーファミコン。1993年、コブラチーム
Part3のロールプレイングゲーム。承太郎が住む街の中で不良や吸血鬼、スタンド使いなどと戦う、原作に登場するキャラでも登場する場所やスタンドの様子が違うなど、原作とはかなりかけ離れた内容となっている。承太郎は「ときのガクボウ」を装備することによって時間停止能力を手に入れることになっている。
Part3の格闘ゲーム作品
ジョジョの奇妙な冒険
アーケードゲームプレイステーション。1998年 - 1999年、カプコン
ジョジョの奇妙な冒険 未来への遺産
アーケードゲーム、ドリームキャスト。1999年、カプコン
アーケード版を発売するに当たり、原作でたった1コマしか本体を表さなかった「ミドラー」を荒木飛呂彦が新たに描き下ろすなど、登場人物を増やした2D対戦型格闘ゲームである。ゲーム内でもスタンドを出して戦い、スタンドゲージというゲージが無くなるとスタンドが一時消えるというシステムである。隠しキャラとして、Part2の若きジョセフも登場する。
プレイステーション版は『未来への遺産』のキャラクターが追加されているものの、ハードスペック上の問題から、大幅にアレンジされている。新たに「スーパーストーリーモード」が作られ、原作のうち、格闘ゲームに向かない部分をミニゲームで補っている。これを通してポイントを貯めることで新たなコーナーやキャラの選択が可能となる。原作に準拠したプレイをすることで高得点を得られる。ポケットステーションとも連動。
ドリームキャスト版は『ジョジョの奇妙な冒険』『ジョジョの奇妙な冒険 未来への遺産』の両方を収録している。アーケード版の内容をほぼ完全に移植しているが、プレイステーション版のスーパーストーリーモードは収録していない。
ジョジョの奇妙な冒険 黄金の旋風
プレイステーション2。2002年7月25日、カプコン
Parte5の3Dアクションゲーム。一部シーンの削除、「キング・クリムゾン」や「ゴールド・エクスペリエンス・レクイエム」といったスタンドの能力がゲーム向けに修正されているなどの改変がある。
ジャンプスーパースターズ
ニンテンドーDS。2005年8月8日、任天堂
『週刊少年ジャンプ』のオールスターによる対戦アクションゲーム。Part3から承太郎、ディオがバトルキャラとして、Part7からジャイロがサポートキャラ、ジョニィがヘルプキャラとして登場している。
ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド
プレイステーション2。2006年10月26日、バンダイ
Part1の3Dアクションゲーム作品。
ジャンプアルティメットスターズ
ニンテンドーDS。2006年11月23日、任天堂
『ジャンプスーパースターズ』の続編。part1~4,parte5,part6,7の歴代キャラがバトルまたはサポートキャラ、ヘルプキャラとして登場。

アパレル 編集

  • 2002年FIFAワールドカップに向けたアディダスの企画、『adidas MANGA FEVER』(雑誌)に参加。アディダスとのコラボレーションTシャツ発表(2002年7月)
    • デザインはジョルノ。
  • ビームスとのコラボレーションTシャツ発表(2003年8月)
    • ジョルノと徐倫が描かれている。
  • ユニクロの『UNIQLO CREATIVE AWARD 2006』に荒木飛呂彦が審査員として参加し、自らもデザインを手がけたコラボレーションTシャツを発表(2006年4月)
    • Part4に登場した吉良吉影のスタンド「キラークイーン」からスピンオフしたキャラ「キラー・タイガー・クイーン」、「キラー・ダンシング・クイーン」の2種の絵柄。
  • ultra-violenceからPart5に登場したブローノ・ブチャラティ仕様のカットソー「Sticky Fingers Buccellati」(2007年)。荒木飛呂彦の原画とコラボレーションした『ultra-violence×ジョジョの奇妙な冒険 コラボTシャツ』。第2弾まで各弾4種類ずつと限定モデル1種と石仮面モデル1種が発売されており全10種。(2008年)

トレーディングカードゲーム 編集

バンダイより『ジョジョの奇妙な冒険 Adventure Battle Card』の名で発売。同社のトレーディングカードゲームの特徴を色濃く引き継いでいる。

  • 第1弾 - 2007年3月9日発売
    • スターターボックス
    • ブースターパック
    • 拡張シート
  • 第2弾 - 2007年7月20日発売
    • 構築済みスターターボックス オラオラデッキ
    • 構築済みスターターボックス 無駄無駄デッキ
    • ブースターパック 〜そこにシビれる! あこがれるゥ!〜
  • 第3弾 - 2007年11月9日発売
    • スターターボックス DIO & 9栄神スターター
    • ブースターパック 〜魂をかけよう!〜
  • タロットカードエディション - 2008年2月14日発売
  • 第4弾 - 2008年3月27日発売
    • 構築済みスターターボックス 癒しのオレンジデッキ
    • 構築済みスターターボックス 静けさのブルーデッキ
    • ブースターパック 〜コッチヲ見ロッ!〜
  • 第5弾 - 2008年7月10日発売
    • スターターセット ジョースター家の血族デッキ
    • スターターセット ジョースター家の血統デッキ
    • ブースターパック 〜バイツァ・ダスト〜
  • 第6弾 - 2008年11月29日発売
    • スターターセット 黄金の風
    • ブースターパック 〜黄金なる遺産〜
  • 第7弾 - 2009年3月14日発売
    • ブースターパック 〜鎮魂歌(レクイエム)は静かに奏でられる〜
  • 第8弾 - 2009年6月13日発売
    • ブースターパック 〜時は一巡した〜

フィギュア 編集

  • コトブキヤ ARTFXより『スターダストクルセイダース』と『黄金の風』を題材にしたシリーズが2000年に発売。それぞれスタンドと本体の2体セットとなっている。
  • 超造形魂よりファントムブラッドを題材にしたフィギュア『ジョジョの奇妙な冒険 1』が2006年8月に発売。全10種。
  • HGIFシリーズより『ファントムブラッド』と『戦闘潮流』を題材にしたガチャポン『HGIFシリーズ ジョジョの奇妙な冒険』が2006年9月に発売。全5種。
  • 超像革命メディコス・エンタテインメントよりジョナサン・ジョースターをモデルにしたフィギュア『超像Artコレクション ジョジョの奇妙な冒険 ジョナサン・ジョースター』が2007年10月に発売。2008年には空条承太郎モデルも発売された。どちらも全2種。
  • アクションフィギュアシリーズ「figma」よりジョナサン・ジョースターが発売予定。
  • マスクコレクションシリーズより、第5部に登場するスタンドの頭部を立体化した『ジョジョの奇妙な冒険スタンドコレクション』が2009年10月に発売。

その他 編集

映画 編集

漫画家 編集

  • 大亜門 - 『太臓もて王サーガ』では、作品全体に『ジョジョ』のパロディが溢れている。『赤マルジャンプ』にて荒木とのコラボが実現。『太臓もて王サーガ』5巻に収録されている。
  • CLAMP - 過去に『ジョジョ』の同人誌を発行しているテンプレート:要出典
  • 高橋和希 - 『週刊少年ジャンプ』30周年企画の「すごいジャン!!!」にて、「ジョジョがすごく好きでした。ジャンプというと、僕の作品ははっきり言って『ジョジョの奇妙な冒険』に影響を受けています」と語り、オススメジャンプマンガとして『ジョジョの奇妙な冒険』を挙げている。

小説家 編集

  • 乙一 - 本作のファンであることをきっかけに第4部のノベライズ本を執筆。『ウルトラジャンプ』2007年12月号で荒木と対談も行っている。

日本国外での反響 編集

  • 日本国外では、イタリアで "Le bizzarre avventure di Jojo"、台湾では『JOJO冒険野郎』のタイトルで知られる。イタリア語版の本作品のタイトルも「JOJO」である。柔道がjudoであるように、外来語としては J の字もあり得るため、オリジナル準拠の表記とされている。ただし、Parte5が開始している70巻(日本語版とは巻数が異なる)の表紙はGioGioと表記されている。
  • 2005年9月からはPart3のみアメリカ合衆国でも発売されている。アメリカ版では権利関係の問題を回避するため「エンヤ婆」が"Enyaba Geil"に、「呪いのデーボ」が"Soul Sacrifice"になっているなど、アーティスト由来の人物名が変更されている。アーティストに由来する名称だが、一般に見られる姓名であるポルナレフやアブドゥルはそのままとなっている。
  • OVA『ジョジョの奇妙な冒険 Adventure6 報復の霧』の中でディオ・ブランドーがアラビア語の書物を読みながら主人公一行の殺害を部下に命じるシーンがあり、この書物の文章がコーランのものであった。海賊版で鑑賞した一部の人間が、これをイスラム教に対する侮辱で受け入れられないとして反発。原因は制作会社が雰囲気を出すためにアラビア文字の資料を探したところ、コーランをそれと知らずに転写してしまったため(原作ではコーランは描かれていない)。集英社と制作会社は「心よりおわび申し上げます。イスラームとその文化についての理解を一層深めるべく、努力する所存です」とコメントし、該当DVDの出荷を停止。また原作にもモスクの描写に不適切な表現があったとして、第3部の単行本・文庫版に加え、画集2冊の計29冊について出荷停止の措置がとられたが[17][18]、その後の2009年2月より原作の該当箇所を訂正した改訂版が販売再開されている[19]
  • NBCで放送されたドラマ『HEROES』に登場する日本人キャラクターヒロ・ナカムラ(演:マシ・オカ)の有する特殊能力「Time Manipulation(時空間コントロール)」はヒロが憧れているマンガキャラの一人、空条承太郎(及びディオ・ブランドー)の時を止めるスタンド能力に由来するものであり、ヒロ自身のブログのHNも「Jotaro Kujo(空条承太郎)」にしている。なお、「ジョジョの奇妙な冒険」へのオマージュとして『HEROES』の2、3シーズンでは複数のエピソードで「無駄無駄無駄無駄無駄」という台詞が使用されている(英語版ページより)。

関連項目 編集

関連作品 編集

脚注 編集

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  1. 日本中を“波紋”に巻き込め――「ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド共同プロジェクト」記者発表会 - ITmediaニュース 2006年09月13日
  2. 日本のメディア芸術100選
  3. 斎藤環「書き続ける勇気 荒木飛呂彦インタビュー」『ユリイカ』1997年4月号、135頁-143頁
  4. 『QuickJapan』Vol.75、巻頭ページ(文・吉田大助)
  5. 『スティール・ボール・ラン』は当初、『ジョジョの奇妙な冒険』とは関係がない新作として扱われていたが、実質的にはPart7である。2005年に掲載誌を『ウルトラジャンプ』に移してからは、正式にPart7として扱われている。
  6. 文庫版第1巻のあとがきより
  7. 「ジョジョ」という音をイタリア語風に綴ったもの。ちなみにイタリア語では J は外来語にしか使われない。
  8. 愛知県名古屋市東海中学校・高等学校 サタデープログラム 2006年6月24日講演
  9. 9.0 9.1 週刊少年「」 2003年4月15日放送
  10. 『週刊ファミ通』2007年3月2日号
  11. 11.0 11.1 NHK BS マンガノゲンバ 2006年7月4日放送
  12. ジャンプノベル』1993年4月1日号「オーケン&飛呂彦の奇妙な世界~大槻ケンヂ対談~」。また、第3部でこの曲を登場人物が聴くシーンがある。
  13. 荒木飛呂彦が設定秘話を明かす!『ジョジョ』発表会レポート
  14. 単行本第46巻のカバー折り返しより
  15. 『荒木飛呂彦先生 (後編)』その2 - 2007年7月30日
  16. 週刊少年ジャンプ増刊 青マルジャンプ 「スティール・ボール・ラン」 荒木飛呂彦ロングインタビュー 2004年2月26日発売
  17. アニメーション「ジョジョの奇妙な冒険」における表現について
  18. ジョジョ画集『JOJO A-GO!GO!』、『JOJO 6251 荒木飛呂彦の世界』についても出荷を一時停止中
  19. 「ジョジョの奇妙な冒険」第3部販売開始のお知らせ

外部リンク 編集

総合 編集

Part1 ファントムブラッド 編集

Part3 スターダストクルセイダース 編集

Part4 ダイヤモンドは砕けない 編集

Part5 黄金の風 編集

Part7 スティール・ボール・ラン 編集

ca:JoJo's Bizarre Adventureko:죠죠의 기묘한 모험

ms:JoJo's Bizarre Adventure pt:JoJo's Bizarre Adventure th:โจโจ้ ล่าข้ามศตวรรษ tl:JoJo's Bizarre Adventure zh:JoJo的奇妙冒险

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